お見合いのやり方とマナー

お見合いは１回限りではありませんが、人生のパートナーを得るための最初のステップですから、できる限り慎重に行いたいものです。


そこでお見合いを依頼する世話人も同様に慎重に選びたいものです。世話人選びの注意点としては、よく聞く話ですがいわゆる世話好きといわれる人は仲を取り持つことを趣味としているようなことが多く、中には本人達の意向を無視して強引にまとめようとしたり、交際を断ると怒ってしまう人もいるようです。


又、紹介などによってあまり社会的地位が高い人に依頼した場合も自分達の意思を十分に反映できなくなる恐れがあります。できればお見合いを頼むときには、本人の身近な人で、物事を公平に判断できる人、社会的にも信用のある人などがいいでしょう。


一般的には会社の上司や、親戚、学生時代の恩師などが適任とされているようです。お見合いをお願いする人を決めたら、両親など身内と共に本人が世話人の家へご挨拶に伺います。その際には写真や身上書など必要な資料を必ず準備しておきましょう。


ここで大事なのは本人自身の言葉で、「よろしくお願いします」としっかり挨拶をすることで、真剣に考えていることを伝えましょう。転勤の可能性や、老親の介護などは結婚の条件に不利ですが、こうした点は正直に知らせておくことも忘れないようにしましょう。